「メンテナンス大変なのでサービス閉じたいです」

Web サービスの会社にはイケイケなサービスの陰に隠れて、かつてイケイケだったけど今はイケテナイサービス、とか、ぶっちゃけ最初っからあんまりやる気なかった☆サービス、これどこで拾ってきちゃったのサービス、などなど、惰性で続いちゃってるようなサービスがごろごろあったりします。

そういうイケテナイサービス群はメンテナンスの手間を取らせる物なので、エンジニアとしては閉じてしまいたい。でも非エンジニアとしては閉じたくない。いや、本当は閉じたい!でもちょっとは儲かってるし、閉じるとわずかながら存在するユーザーからクレームくるし、連携先の企業とやりとりするのめんどいし、まあいろいろめんどうそう。

そこで、「イケテナイサービスにはできる限りメンテナンスの手間を払うな」という話がエンジニアのとこにきて「お前なーっ!そのメンテナンスの手間がなーっ!」となり、話がループを始めます。なぜこういう噛み合わない話になってしまうのか。

エンジニアがメンテナンスの大変さを説明するのに「フレームワークのバージョンアップとか大変なんですよー」とか言っても、非エンジニアは「ふーん、そうなんだ(無理にバージョンアップしなければ良いんじゃね?)」とか思ってそうです。自分エンジニアだからわからないけど多分そう。

エンジニアは「Webサービスは(言語・ライブラリ・関連しているサービスの影響などで)メンテナンスしないと壊れる。」などと思っているのに対して、非エンジニアはなんとなく「ほっとけば動いてそう。」と思ってる気がします。

なので、最近は「メンテナンス大変なんですよー」じゃなくて「ほっとくと壊れるんですよー」とかよく言ってます。なにか他にもっと気の利いた言い方あります?

PHPer はじめました 【2年ぶり 2度目】

xuwei_k にこんなこと言われてしまったので世の中が厳しい話をします。

この 2 年くらいは Java とか Scala とか Ruby とか Python とか bash とか awk とかちょっと Perl とか書いてたんですが、転職して今週から PHP を書いてます。PHPStorm 買いました。(サムライズムさんあざーす)
ちなみに前前職では PHP とか Python とか Java でしたし、まあいろいろですね。


Scala ではなく PHP であることに関して、特に不満はないというか、面接のときも Scala 書きたいですとか、Scala 書かせますみたいな話はいっさいしてなくて、「嫌いな食べ物は?」「え...ブロッコリーです」みたいな感じでしたので



こういうわけではないです。


最近は Scala の仕事もちらほら聞くけれど、なんで Scala で転職しなかったかというと Scala に限らず自分にとって魅力的な仕事を見つけるのは難しいというそれだけです。まあ Scala 書きたい欲みたいなものは趣味でいろいろ書いて十分発散してるので別にいいかなって感じです。


実際 PHP がだめかと言うと、好きで書く言語ではないと思いますし、いまいち感はあるけれど仕事の道具としては悪くはないと思っています。ここは意見が分かれるところだし、それについて議論するのはまずアルコールが入ったほうが楽しいです。


ちなみに前職を退職した理由については、やめた人がなに言っても説得力ないのでノーコメントですが、Scala が書きたい人がいたら紹介します。転職先がどこなのかは言っていいのかよくわかんないので言いませんが、PHP が書きたい人がいたら(ry


プログラマ各位においては、仕事の不満とか人生の辛さとか世の中の厳しさとか、そういうものを PHP にぶつけないようお気をつけください。同僚が PHP を dis っていたら「そんな事言わせちゃってごめんな」と抱きしめてあげてください。いいですか、Scala 書こうが PHP 書こうが世の中は厳しいのです。