ScalaMatsuri2016に行ってきた

「Steps to master the Play source code」というタイトルで発表させていただきました。 Play個別のセッションがなかったことと、どうせ関数型っぽいのが多いんだろうなと思って申し込みました。Playの初級者向けのPlayのソースコードの全体像とその変遷についての話です。

1日目は自分の出番もあったためにあまり落ち着いて見て回れませんでした。2日目のアンカンファレンスをその分楽しみました。Async Testing in ScalaTest 3.0,Scala.js Compile Pipeline,Freer Monad Extensive Effect in Scalaあたりが特に面白かったです。

Async Testing in ScalaTest 3.0はScalaTestの作者によるScalaTestにAsyncなAPIを追加したいという話でしたが、質疑応答が非常に濃く、Asyncつれーな!って感じでした。

Scala.js Compile PipelineはScala.jsコンパイラの内部的な話でしたが、いかにScala.jsがガチを思い知らされるものでした。使わないけどね!

Freer Monad Extensive Effect in Scalaはおなじみねこはる先生のセッションでしたが、なぜかScala.jsコンパイラの人がツボだったらしく終始爆笑していました。私はなるほどわからんと聞いてましたが、となりでりりろじさんが解説してくれたので助かりました。使わないと思うけどね!あとどうやらFreer Monad Extensive Effect in ScalaのウラではScalaプログラマの年収について語り合う闇のセッションがあったようですね。こわいこわい。

ScalaMatsuri全体を通しては、同時通訳のクオリティが高かったため、英語セッションも存分に楽しめる満足度の高いカンファレンスでした。1日目の昼、夜、2日目の朝、昼と食糧(うまい)の配給があり、お菓子も飲み物も無限に湧いてきて、年収が低い私もお腹いっぱいです。食糧だけでなく衣類、Tシャツやスピーカー特典のパーカーも配給されましたので、全裸で行っても楽しめたのではないかと思います。

というわけで非常に楽しいカンファレンスでした。スタッフ、スポンサーの皆様ありがとうございました。