XmonadからStumpWMに乗り換えました
Xmonadをしばらく使ってたのですがHaskellわかんないのでStumpWMに乗り換えてみました。
StumpWMはCommon Lispで実装されたタイル型WMで、設定もCommon Lispで書けます。イエーイ
インストール
インストールはUbuntuならapt-getで入ります。
$ sudo apt-get install stumpwm
/usr/share/xsessions/stumpwm.desktop を作るとログイン時にstumpwmが選択できるようになります。
[Desktop Entry] Name=StumpWM Comment=This session logs you into stumpWM Exec=stumpwm TryExec=stumpwm Icon= Type=Application
キーバインド
キーバインドはだいたいこんな感じ。
prefixはC-tだからC-t cでterminal起動。C-t eでEmacs起動とか
あとよく使うのは
C-t o(Emacsで言うところのC-x o)
C-t s(Emacsで言うところのC-x 2)
C-t S(Emacsで言うところのC-x 3)
C-t R(Emacsで言うところのC-x 0)
とかかな。
C-t ?でヘルプが出るからそれ見ながら試せばすぐ覚えるよ。
特徴
(注)デフォルト状態の話をしてます。Xmonad詳しく知りませんので。
操作のイメージはXmonadとは少し違います。
XmonadはWindowの配置はすべてXmonadにおまかせって感じですが、StumpWMはある程度自分で操作するイメージです。
Xmonadの場合、ウィンドウが5つあったら全画面にするか、5つに分割するか、ですよね。
一方StumpWMの場合は何分割するかは使用者にまかせられます。
EmacsやScreenのウィンドウ分割をイメージすると良いでしょう。
結構似ています。
またStumpWMは全画面表示で作業する人向け、という説明をちょこちょこ見かけますが、そんなことはないです。
設定
設定は~/.stumpwmrcに記述します。
使用する言語はCommon Lispです。
これはEmacs Lispに慣れてる人には魅力的でしょう。
いつまでたっても.xmonad.hsわからなかった私も.stumpwmrcはすぐに手をつけられました。
.stumpwmrcを変更したら
C-t ; loadrc
で設定を適用できます。
おすすめアプリ
Lisp実装だったり、C-t eでemacs起動なんてキーバインドが用意されてる時点でバレバレですが、作者はEmacsオタクとのことです。
Emacs使いにはかなりおすすめできます。キーバインドは多少違いますが、Emacs使いならすでに体に染みこんでいるなにかとよく馴染みます。きっと。
プレフィックスがC-tなのでさらに小指を痛めつけますがハノンで鍛えましょう。
ブラウザにはキーボード操作が便利なものを選ぶといいかと思います。
Firefox(Vimperator, keysnail)かConkerorがおすすめです。
Conkerorは聞き慣れないかもしれませんが、stumpwmの人はconkeror率が高いようで検索するとやたらヒットします。
Conkeror軽くて良いですよ。ConkerorもUbuntuではapt-getで入りました。Ubuntu△
最後に
動画のせときますね。